創業70年の高度な技術と豊富な実績
株式会社 杉村製作所
本社(大阪府東大阪市)、神奈川工場、福島工場、テクノパーク事業所(神奈川県)
受付時間 | 8:30~17:00 |
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定休日 | 土曜(会社指定)・日曜・祝日 |
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わが国の産業界もSDGsの提唱による持続化社会の実現、それに伴う再生可能エネルギーの導入、さらに自動車産業に目を向けると自動運転と電動化の大きな変換点にさしかかっています。
こうした中で当社はロール加工の専門メーカーとして最新鋭のロール加工、研磨設備を手厚く配備し、加工依頼内容の多様化に備えるべく技術水準の向上を心がけ、お客様のご要望にお応えできるように日々の業務に努めているところです。
杉村製作所の長所は即応性、多様性、コストダウン能力の3点と自負しております。
まず即応性ですが、私どもがご注文をいただくロールはお客様の生産設備の中では欠くことのできないロールであると言っても過言ではありません。
このようなロールの事故による損傷は、ほとんどの場合生産ラインそのものを停止させてしまいます。このような事態に対する緊急対応態勢が杉村の強みで、これまでも何度となく最小のロスタイムでの生産再開のお役に立ってまいりました。
次に多様性ですが、杉村製作所は幅広いロール加工能力を持っています。ロール加工の内容はすべてお客様のご要望をもとに行います。銅箔用ロールのような最高精度の鏡面加工はもとよりクラウン加工では2次、4次曲線、さらに自由曲線が可能、クラウンコントロールの研磨、高い操業温度に合わせて精密研磨を行なう熱間研磨など多様でかつ自在な対応力を持っていますので、ぜひご活用下さい。なお特殊溝切りロールのような特異な形状のロール仕上げも当社の得意とするところです。
最後にコストダウン能力ですが、ワンストップ加工によるコストダウンと納期短縮も杉村の強みです。たとえば福島工場ではロール研磨と同時に同じ工場内で軸修理、サクションロールセル内の整備などを行なうのが可能で、横持ちによるコストとリスク、事業者間の調整に費やす時間的ロスを削減できます。また神奈川工場でもロール研磨と同時にバランス調整も可能です。ワンストップ加工以外でもロール研磨自体で無駄な切削を極力回避し、「追い溝」などの手法で肉厚の維持をはかりロールを長持ちさせ、お客様側のコストダウンを実現し喜ばれています。
今後も、これまでに培ってきたロールの表面加工技術をベースに、さらに設備を充実させて独自性、独創性に磨きをかけ、お客様のより個別的で高いニーズにお応えしてまいります。